訪問マッサージのご紹介

Introduction

保険適応

寝たきり、歩行困難で付き添いなしでは通院できない患者様にご利用いただける訪問医療です。

料金とエリア

料金は1割負担の場合、300円~405円です。施術時間は20~40分。訪問エリアは主に伊丹市です。

はじめるには

まずは無料体験マッサージをお試しください。症状、既往歴、ご希望などをおうかがいします。

治療院方針

Policy

患者様との信頼関係

高齢者の方は皆人生の大先輩であり、

すべての方が唯一無二の人生を歩んできた貴重な語り部です。

上辺だけのテクニックではなく、心から尊敬申し上げる気持ちが伴ってこそ

本物の信頼関係が成り立つと思います。

訪問マッサージによるリハビリを提供しています。

伊丹市では、認知症高齢者の寝たきり予防のためのリハビリとして訪問マッサージをご利用いただいています。脳梗塞後遺症で半身麻痺となり、歩行困難で片腕が思うように動かなくなった方のリハビリも行っています。宝塚市では、変形性膝関節症という関節疾患により、歩行が不安定になられた患者様に指圧・マッサージを施した上で安全に筋力トレーニングと歩行訓練を行っています。西宮市においては、脳性麻痺の障害者の方に筋麻痺と関節拘縮の改善策として、指圧・マッサージ・可動域訓練を行っています。

寝たきり要介護の原因

はじめるには
寝たきりの原因となる疾患で一番多いのは脳梗塞や脳出血といった脳血管障害であり、26%を占めています。半身麻痺になり、リハビリ病院で1~3か月がんばって退院したところ、家の中ではなんとか歩けても今にもこけそうな状態がつづき、手も思うように動かないので困っている方が大勢います。
パーキンソン病は6%ですが、患者様はたいへんな思いをされています。残された身体能力でできる限り自分の足で立ちたい、自分の手で食事をしたいといったご要望があります。
転倒による骨折は12%にのぼり、後遺症のため歩くのが難しくなっている方が多くみられます。骨折すると手術のため入院となり、入院期間中に筋力が低下し、うまく体重移動ができなくなるため、リハビリが行われます。しかし、この場合も入院中のリハビリが不十分なために退院してからも外出がつらくて困っている方がたくさんおられます。
関節疾患は11%になり、リウマチ、膝や股関節の変形性関節症で困っている方がよくみられます。家の中でトイレに行くだけで精いっぱいという方から、近所のスーパーまでなら行けるけど今にもこけそうで怖いといった方まで症状は様々です。整形外科で人工関節の置換手術を受けるようすすめられて悩んでいる方のご要望で、リハビリを行うこともあります。また、手術を受けてリハビリをしてきたけれども、まだちゃんと歩けてなくて外出が危険なので、自宅でリハビリをしたいというご要望もあります。
その他の17%には心臓疾患、糖尿病、肺気腫、肺炎、ガン、脊髄損傷、視覚・聴覚障害、その他、不明が入ってます。
さて2番目に多い「高齢による衰弱」が17%を占めています。老衰により死亡というのは聞きますが、その前段階で老衰による寝たきりがあるわけです。加齢に伴ってしだいに虚弱になっていき、ついには寝たきりになることはたしかにあります。しかし、老衰死というカテゴリーは原因となる疾患が特定できないケースを含んでおり、すべてが平穏死とは限りません。死亡の場合は検死解剖でもすれば特定できるかもしれませんが、多くの場合予算がつけられません。死因がわからないので適当な疾患名をつけられることもあります。寝たきりであれば生きていますから、保険適応で適切な検査を受ければ原因がわかるかもしれませんが、本当に「老衰」が検査結果に基づいた原因なのでしょうか?

「閉じこもり」を予防する

11%を占める認知症においては、その周辺症状の一つに「意欲の低下」があり、脳血管障害やアルツハイマー病から「器質性うつ病」になることもあります。軽度認知症というのもありますが、これは認知症ではない状態で、「うつ」症状もみられます。また、「老人性うつ病」というのもあります。70代でもまだ元気で面倒見のいいおばあちゃんが、身体はどこもわるくないのに、外出中の失禁がショックで閉じこもってしまうという事例がありますが、これでうつ病となると「心因性うつ病」とされるかもしれません。うつ病は働き盛りの方にもみられますが、全体としては高齢になるほど増える傾向にあると考えられています。
一口に「うつ」といても、その程度はさまざまあります。食べることもできなくなるほど重篤な「大うつ病」は1%未満に過ぎず、「広義のうつ病」で数%、「うつ状態」でも5%にしかなりません。つづいて「うつ傾向」になると30%を占めます。これが「軽症うつ・うつ予備軍」と呼ばれており、臨床診断基準で拾われないことがあります。介護予防のターゲットはこの「うつ病」と「軽症うつ・うつ予備軍」です。
「閉じこもり」というのは、ずっと家の中にいて外出しないのですが、身体障害の有無は問われません。うつ病の有無も関係ないようですが、「軽症うつ・うつ予備軍」で診断基準にかからなければ、そもそも確認ができないでしょう。
はじめるには
上のグラフは、歩行困難者の閉じこもり予後で、2年間の追跡調査に基づいています。「非閉じこもり」すなわち、歩行困難であっても閉じこもることなく外出し、他者とかかわったり、社会参加している人に比べて、「閉じこもり」の死亡危険度は3.94倍にもなりました。
このことからわかるのは、歩行困難の方に対しては、単に歩けるようにすることではなく、閉じこもることのないようにする支援が必要だということです。

基本情報

Basic Info

治療院名にじいろ訪問マッサージ 伊丹治療院
院長十亀 智彦
所在地〒664-0856 兵庫県伊丹市梅ノ木3-1-2-305
電話072-783-3407 フリーダイヤル:0120-210-774
FAX050-3164-7329
診療時間9:00~20:00
休診日日曜